2016年2月 8日 (月)

バッテリーが激減&過熱!

Iphone_bat

「iPhoneを一日使ったら寝る前に充電」というのがいつものパターンなのだが、充電前にバッテリー残量を確認すると、たいてい85%程度は残っている。Plusはバッテリーも大きいので、数日は余裕だな……と思っていたのだけど、おとといの残量は20%以下で、レッドゾーン! あれ、そんなに使ったっけ? とのんきに構えていて、起動中のアプリの大部分を終了させた後、充電用のケーブルを挿して寝た。次の日は、そんなことは忘れていたのだけど、やはり、若干減り方が多い気がして、このことを思い出した。

それで、バッテリーの減りに「効く」とされる対策をいくつか施すことに。
ネットを検索すると、かなり激減&過熱の記事がヒットする。あんまりコレダという思い当たるものもないのだけど、最近、Wi-Fiの接続がちょっと変だしな―。サーチ&再接続なんかで消費するのか、バックグラウンドで「活躍」するアプリがあるのかも?
とりあえず、オフにできる機能はオフにしておくことにする。画面関係の表示やバックグラウンドでの動作などだ。最近では、アプリごとにバッテリーの消費状態を表示するし、バックグラウンドで動作するものは、これも表示されるのでアタリがつけやすい(設定/バッテリー)。「Appのバックグラウンド更新」や、バックグラウンドで動きそうな「自動ダウンロード」の項目もオフにしておこう。
いまのところ、これで症状は起きていない。ってゆーか、Amazonのバッテリー使用率がハンパじゃないカンジ。それほど長時間使ったわけじゃないし、裏で何してんだろー? やはりこのカッコ裏が曲者なのか?

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2015年9月 4日 (金)

ダイソンDC31のバッテリーを再生!

Dyson_batt_2

最愛のダイソンの小型掃除機が死んだ。充電しようとしても、ランプが付かない。一見故障のような症状だが、これはバッテリーの寿命だ。どうしてわかるかというと、2度めだからだ。使用中のものはノーブランドの互換バッテリーで、調べてみるとアマゾンで2年前に購入している。寿命の短い例も報告されているけど、互換バッテリーで2年使えれば御の字だろう。

さて、どうしよう。

(1)純正品を買う

(2)また互換バッテリーを買う

(3)修理する

調べてみると純正バッテリーもオリジナルより容量がアップしていて、これを試してみたい気もする。値段はたぶん互換品の1.5~2倍かな? 

修理というのは、この時点で考えていたのはセル交換である。

この手の充電バッテリーを使う機器では、よほどの量産品ならともかく、バッテリーから設計するというのはまずなくて、既存の電池(セル)を複数個使う設計をするのがふつうだ。電動工具やライト類などがそうである。このダイソンも従来からその手で、18650という規格のセルを6個使っているらしい。で、電池がダメになったというのは、このセルの寿命が来たということなので、これを交換すると直るはずと考えたのである。しかも、時代は進歩していて、使用時間が2倍以上にもなりそうな高性能な製品もある。が値段は高い。けれど、あまりに安価なものは有名メーカーの名を語った偽物だったりするようなので注意が必要。日本製のセルは性能が長持ちすると定評があるけど、それなり高価である。いちおう、アマゾンやヤフオクを中心に価格をチェックしたところで、バッテリーを分解してみることにした。原理はそうでも、物理的に交換できないようでは、買っても無駄になる。

ところが、何ということでしょう! ネット上に分解例がないのである。旧製品であるDC16のバッテリーを分解した写真はあるのだが、DC31以降は少し形状が異なるので、構造も違うかもしれない。けれど、これを参考に内部の構造を想像し、分解してみることにした。ところが、これが難物。それでたぶん、成功例の記事が少ないのではないか? 構造はほぼ予想通りだったが、もともと分解することを想定していない訳だし、むしろカンタンには開かないようになっていると思ったほうが良い部類のものと言える。それでも、100円ショップで買った、シール剥がしとか瞬間接着剤を溶かす製品なんかを投入! ちょっとボディのプラスチックが柔らかくなっちゃったけど、無事開腹に成功した。実際はあまり無事ではなく、内部に重なるパチンとはまる部分は、ほぼ全部壊してしまったというのが正しい。そもそも、開かないようなので、カッターで切断しようとしていたくらいなのだから……。もうすこしよい方法があったような気もするけど。

内部を見ると、情報通り18650が6個直列につながっていて、コントロールの基板が1枚。18650は、1個3.7Vだから6で22.2V。ダイソンのバッテリー仕様とピタリ同じだ。アタリマエか。試しに、1個づつバッテリーの電圧を測ってみると、マイナス側の最後の2個が極端に数値が低い。2個だけ交換もありか?

しかしよく見ると、セルには金属板がスポット溶接されている。1個所で4つ、12だと48箇所も外すのかぁ。けっこう、地味な作業だな~。これなら買ったほうがいいかな。……ということで、使用中のものとは別の互換バッテリーをまたまたアマゾンで注文!

しかし、よく考えると再生という道もあるのではないか? 充電できなくなったバッテリーはトリクル充電で復活するとか聞いた気がする。最新では鉛蓄電池とかリチウムイオンとかニッケル水素とか充電池の種類にもいろいろあるので、どれに有効なものか……。あれ、そういうの持ってなかった?

とゆーことで倉庫を捜索して出てきたのがコレ(写真)。マニュアル無し。たしか、車とかバイクのバッテリーに使えるんじゃなかったかな。少なくとも12Vは絶対だろ―。

あ、気付いてしまった。えっと、22.2Vの半分は11.1Vか、いけるんじゃない? ……とゆーことで、半分の3本のところにワニ口クリップを挟んで充電ゴー! あ、充電してるみたい……。目出度く完了。そして、もう半分。

なんと復活しましたよ。ちゃんと吸い込んでます。と、喜んでいることころへアマゾンから荷物が……。忘れていました、第三のバッテリーが到着。早過ぎるよアマゾン(笑)。ちなみに、これはケースの構造が純正品とは全然違うみたいでした。

うまくすれば、最初の純正バッテリーも復活できるかも。しかしこれ、問題じゃない? 使用中もダイソンのバッテリーマネージメントがそれほどスマートじゃないことはヒシヒシと感じられるところでしたが、使えるものを捨てていることになりませんか? もっとちゃんと充放電の管理をしましょうよ。最近のは良くなってるのかなぁ。

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2015年8月 9日 (日)

■Thunderbolt to Gigabit Ethernet Adapter

長野に移住してきております。こちらは、年2〜3回しか来れないので、超低速ADSL回線でなんとかお茶を濁している。けれど、画像や動画の入ったサイトは、小々精神に異常を来たしかねないほど遅い。そして、今頃はまだしも、8月15日前後になると軽井沢周辺の人口が増加し、つまり回線を使う人の数もそれにともなって増加するから、停止しているのではないかと疑うほどになる(実際にある程度以下になると、Webサイトに接続できなくなる)。

そうなる前に、何か打つ手はないかと考えていたら、ありました。
ここでは、15インチのMacBook Proを使っている。こいつはLAN回線用の端子がないので、ネットにはWiFiで接続することになる。こちらに来る前にも、久しぶりに使うので、OSやアドビ関係のアップデートをしておこうと、LANの端子を探してしまった。有線でLAN接続するには、Thunderbolt端子にEthernet変換用のアダプターを接続すればよい。
アップル社というのは、わりかし技術的な先の見通しの利く会社なのだが、ノートの接続端子については、かなり文句がある。あまり頻繁に規格を変えるのは止めていただきたい。映像関係の出力用に、いくつ変換用のアダプタを購入したことか。それが次のモデルにも使えるならまだしも、次のモデルではまた別の規格になっていたりするのだ。ま、「次」というのは語弊があるが、「次に購入しようとした時には」というのは本当の話だ。
新しいMacbookも買う気まんまんだったのだけど、どーもこの件で二の足を踏んでいる。一個しかないアナに、充電だとかUSBだとかディスプレイ端子の役目をさせて、本体はスッキリしたと思っているかもしれないけれど、ユーザーのところでは、また余計な変換アダプタが必要になっているだけの話なのだ。つまりは、メーカーの都合が押し付けられていて、ユーザーがスマートに使えるようには考えられていない。そこが☓だと思うのだ。タブレットじゃないし。
充電は非接触で、コミュニケーションは無線ですべてまかなえる時代がもうすぐ来るのだろう。ちょっとでもそういう技術を先取りしようという姿勢は理解しますよ。けれど、私のところには接続したいUSB機器がイッパイあるのだ。
あ、話が逸れてしまったけど、アップル純正の「Thunderbolt to Gigabit Ethernet Adapter」は大成功だった。つまりは、使ったWiFi機器が自宅でお役御免になった一時代前のものだということもあるのだが、理論的にこのThunderbolt端子はスピードが稼げるのだろう。といっても、回線自体が速くなるわけではむろんないけれど、明らかに安定して速くなった。ボトルネックが解消されたということだろう。これはおすすめ。この一ヵ月しか使わなかったとしても後悔しない買い物である。

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2015年5月 1日 (金)

■早起き、運動、Apple Watch

「Apple Watchはどれを買うんですか?」と聞かれることがあるが、まだ買いません! ウォッチします(笑)。以前のエントリーで書いたように……そして実際に使ってみたりもしたのだが……スマホが巨大化すれば、時計としての利用などが小々面倒になり、同期された小型機器の存在理由は大きくなるのは確かだ。わたしも、iPhoneが6 Plusになってから、時刻の確認が面倒になっている。かといって時計を別に持つ気はない。本格的に時計を毎日着用していたのは、もう10年近く前のことで、いまさら腕時計をつけたくないのだ。おまけに、それが充電が必要な機器だと、その管理が気になってしまう。せめて、2〜3日は無給油で飛んで欲しい。もちろん、つけていて良いことがイッパイあるか、スゴク良いことがあれば別なのだが……。
Apple Storeで手にとって見たところ、精度も高く高級感もソコソコ。フェイスのデザインも悪くはない。でも私は買わない。何故なら、できるとわかっていることは私には不要な機能だし、これからできるはずと思われている機能は、どの程度のものになるのかサッパリわからないからだ。次か、その次の改良版が出るころにならないと、真価は発揮しないのではないかと思っている。
Apple Watchを入手してから、健康的なライフスタイルがやって来た、と証言する方もいらっしゃるけど、残念ながらそれは私にはナイと思う。そもそも「wellnesses」という語の胡散臭さが気に入らないのだ。「セレブの健康管理」が狙いですか?

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2015年4月 1日 (水)

■「リベラルアーツって何?」がやっと解決した件

スティーブ・ジョブズがプレゼンなどで「テクノロジーとリベラルアーツの交差点」とやってから、このフレーズはアップル製品の特徴を表す言葉として有名になった。これに関しては、私もすでに2度<「iPadにとって美とは何か?」(11)リベラルアーツの意味、(14)リベラルアーツの意味(その2)>で考察を試みるも、「リベラルアーツ」の解釈に手を焼き、「やっぱ、教養ってことでいーんじゃない」といった未消化な結論で終わっていた。

日本の大学で、「一般教養」というと、専門分野に進むための基礎学問と考えられているのではないだろうか? しかし、山田順(ジャーナリスト)は、「欧米の学問体系は大きく2つに分かれている。ひとつは「アート(art)」で、もうひとつは「サイエンス(science)」である。ー中略ー アートは「人間がつくったもの」のことを指し、ー中略ー サイエンスは何かというと、「神がつくった世界=自然(ネイチャー)」を研究する科目だ。」という。そして、「リベラルアーツは、一言で言うと、こうした欧米の学問体系の「基礎」「入口」である(『本物のリベラルアーツを日本人は知らない』東洋経済ONLINE)という。なるほど。

山田順は、西洋の少し昔の時代に合わせて解説しているが、私の言葉で言い換えるなら、アートはヒトが創るものについて学び、サイエンスは自然界の法則について学ぶものだった、ということになるだろうか。これも言葉の意味としては良く理解できるのだが、なんだか、イマイチ合点がいかないというか…。

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そんなとき、下北沢にある好奇心の森「ダーウィンルーム DARWIN ROOM」というお店に行くことになったのである。ここは、久米宏と壇蜜が出演する「久米書店」という番組で収録場所に使われているので、ご存知の方もあるだろう。私も数回、壇蜜に釣られて見たことがあった。なんだか、不思議な博物学的空間なのである。そしてここのWebサイトの「理念」というところを読んで驚いた。(http://www.darwinroom.com/ 以下サイトより抜粋)

「科学的な知識や技術・教育の専門化が進めば進むほど、その専門の境界を越えて動くことのできる、自由で柔軟な精神としての「教養」が必要だと考えます。「教養」とは英語で「リベラル・アーツ = liberal arts」といいます。学ぶことが、ある実用的な目的とか、それを勉強すると有利になるとかではなく、自分自身がもっと知りたい、もっと深く考えたいという欲求に忠実に学び、その学ぶという行為を通じて自分自身を自由にしていく力、知らずに成り行き的に決められる状況から自分自身を解放していく力、それがリベラル・アーツです。……(後略)」

ん~これこれ。そうなんですよ。これですべて解決。ジョブズは「交差点」と呼んだが、日本人には「縦糸と横糸」という表現のほうがわかりやすいのではないだろうか。機会があったら、サイトの全文をチェックしていただきたい。物体としてのモノをつくる力はテクノロジーから生まれるのだが、それが人間が使うものである以上「何のために?」「どんなものを?」「どんな使用感で?」……といったことを考える必要があるし、そのためには人間力が必要であり、そのための学問が「リベラルアーツ」ということなのだ。ここはまさに日本のモノヅクリに欠落した部分である。素材や技術は生み出せるのだが、それを何にどう使ったらいいのか提示できないのだ。せっかく技術開発しながら、美味しい部分は持って行かれてしまう……。

それにしても、このDARWIN ROOM「教養の再生(LIBERAL ARTS LAB)を理念に、選りすぐりの古書と動物剥製などの標本や、研究生活に便利な道具の販売と、専門家を招いたリベラルアーツ・カフェ」というコンセプトがスゴクナイデスカ? 下北沢にお越しの際はぜひお立ち寄りください(コマーシャル?)。

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2015年3月29日 (日)

■51■iPadでも電話が受けられたら

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以前は、iPhoneにかかってきた電話を、iPadでも受けられたらと思うことがあった。あんまり電話を使わないので、持ち歩くことがない→かかっているのに出ない→怒られる、という流れである。だから、iPhone本体以外でも受けられると都合が良いのにと思っていた。
ある朝、ベッドサイドに置いている方(2つあるので)のiPad miniがペコポコ鳴ったので、何事かと思ってボタンを押してみると電話だった。そーそー、少し前にそんな設定をしたのだった。これは便利。
これは確か、iOS8にアップした時に追加された機能だったかな。同じWi−FiにつながっているiPhoneの代わりに、iPadでも受けることができるようになったのだ。確か、コールもできるはずだけど、使ったことはない。けれど、着信するのは便利なので、皆さまにもおすすめしたい。iOSは、ときどきバージョンアップするけど、私にとって役に立つ新しい機能が追加された記憶がないんだけど、これはいいかも。
設定はちょっと変則的で、FaceTimeを使う。2台とも同じAppleIDとメアドでFaceTimeが使えるように設定したら、あとは「iPhoneでの通話」をオンにするだけ。なんだか意味がよくわからない設定だが、これでいいのだ。特にモンダイはないと思うが、着信するとFaceTimeアプリに赤い件数がつくので、「何事か?」と驚かないようにする心構えは必要。

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2015年3月18日 (水)

■“知的自転車”のもう一つの意味

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ジョブズは、子供の頃見た「サイエンティフィック・アメリカン」がモトだと言っているが、アラン・ケイも同様のことを言っている。まぁ、この考え方は、特別珍しいものではないと思う。工学系の考え方をする人間は、少なからずこういう思っているはずだ。それは、「テクノロジーが人間の能力を拡張する」という考え方である。ジョブズは、Apple Ⅱ発売時にこれを「知的自転車」と表現した。オリジナルでは動物にかなわないが、自転車という道具を使えば、人間の移動効率は動物たちを超えることができる。

それで、私の最初の著書にも「21世紀への知的自転車」と副題に付けてあるのだが、当時の読者にどれだけ理解されたか、かなり疑問である(笑)。

私はこれまでこれを、たんにフィジカルな次元での話と考えていた。(*)

ところが、昨日、服部桂氏(朝日新聞社)のお話を伺っていて、そうではないと気づいたのである。当時の西海岸にいたヒッピー(のうちの能力の高い人たち……含ジョブズ)は、初期のオモチャのようなパソコンを見てドラッグ以上の「スッゲーものだ」と見破ったのではないか。ドラッグというのは意識を拡張するものとして知られている(私は未経験なので想像するしかない)が、パソコンがこれを超える革命的なもので、人間の(広義の)意識を拡張するに違いないと考えたのだろう。当時のパソコンは原始的なもので能力も低く、「世界中がつながる」と思えるようなシロモノではなかったが、「この能力を個人で持てれば、世界が変わる」と想像できたのだ。少なくともスティーブ・ジョブズには。

すでに「60年代米国西海岸IT起源説」のようなものがあることは承知している。東海岸(メインフレーム)対西海岸(パーソナル)の意識も背後に働いたかもしれない。カウンターカルチャ、オルタネティブの潮流がパーソナルなコンピュータのバックグラウンドにあったとするのは、かなり確かな気がする。

たとえばジョブズは、MacintoshにLocalTalkというネットワーク機能を標準で内蔵させた。能力的に低いものだったが、OS側に用意されたAppleTalkというプロトコルは(Ethernetのような)性能の良いハードウェアが出来れば、そのまま仲間に入れることができた。余談だが、私は、Apple社のこういうところ(仕様の定義のしかた)が好きである。M社では絶対に起こらないことだ(笑)。

ともかく、ジョブズのパソコンはネットワーク機能を持つことが必要だった。そしてその30年前の彼の直感は正しかった。IBM PCが(仕事で必要になったので?)標準でネットワーク機能を内蔵したのが何年ごろのことか知らないが、そういうマシンを革命的とは言わないのである。少なくともスティーブ・ジョブズの定義では、そーゆーことなのだ。彼は必要なモノは盛り込んだのである。少しぐらい値段が高くなったって、「そんなことは知るか!」という気持ちだったとしても、わからなくはない。

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2015年2月17日 (火)

■スタンフォード大学卒業祝賀スピーチの解釈

先日、2回だけだったが大学の講義でスティーブ・ジョブズを扱った。1回めは生涯を俯瞰して何をした人かを説明し、2回めは有名なスタンフォード大学での卒業スピーチについて解説をした。授業はほぼ順調に進んだのだけれど、ジョブズの話をすると話題がたくさんあって、つい時間が長くなってしまう。それで授業では少し言い残したことができてしまった。それを、ここで書いておこうと思う。

これはジョブズが2005年6月12日に行なった有名なスピーチであり、ジョブズを紹介する書籍ならたいてい登場するエピソードの一つだし、紹介するWebサイトも多数ある。歴史に残る名スピーチと言われているものだ。スタンフォード大学とジョブズは、彼の行動範囲にある優秀な大学という以上に浅からぬ因縁で結ばれていたから、ちょっと気合を入れてスピーチに臨んだのではないかと勝手に想像している。高木利弘さんのお話では、もともと依頼していたスピーチライターが何故か原稿をよこさなかったので、直前になって自分で草稿を起こしたらしい。自分の経験から重要なエッセンスを取り出して、後輩に伝えようとしたのである。

このスピーチは、3つの話で構成されている。3つの話とは、「点をつなぐことについて」「愛と敗北について」「死について」である。詳しい内容は、関連書籍かどこかのWebサイトでご覧頂きたい。

ジョブズは最初に、たったこれだけだといっている。けれど、ひとつ、ふたつ、みっつ、あ、ホントに3つだぁ~。では困る(笑)。個々の話は特別難しいことはないだろう。2つめの話にちょっと技術的な説明が必要かもしれない、と思うくらいだ。全体的に仏教思想が色濃く反映しているのだが、この3つの話をどう解釈するか……。

私の考えでは、「点と点がつながる」のは、そこに「愛があるから」であり、そこに「愛がある」のは、「やがて死が訪れるから」なのである。説明なしにダイレクトにつなげてみたけれど、たぶんこれだけでご理解いただけるのではないだろうか。つまり、3つの話はお互いに関連している、と私は解釈しているのだ。

前段の「点と点がつながるのは、そこに愛があるから」というのは授業でも話したのだけど、後段の「愛があるのは、やがて死が訪れるから」というのは話さなかった。物理的に時間が不足したこともあるが、学生たちには年齢的にちょっと気の毒な気もしたし、理解できるかどうか疑問もあったからだ。

私は、この話はジョブズが「成功の秘訣を説いたもの」と考えている。ジョブズとしても、わざわざ出かけていって何の役にもたたない話をするつもりはなかっただろう。大学を卒業して社会に出て行く者に、自分は何を語るべきか考えたはずだ。もちろん、学生たちが聞きたかったのも「どうやったら成功できるか」だったはずだ。

そして、……いちど地に落ちたカリスマではあったが……ジョブズにはこれを語るだけの資格があった。2005年といえば、ジョブズがアップルに本格的に復帰して8年。iPodを発売しiTunes Music Storeをオープンして2年後だ。売上は急上昇している。そして、この2年後にはiPhoneを発売し、Apple ComputerからAppleへ社名を変えるのである。ジョブズには、もうじきアップルが世界一の会社になるとわかっていたのではないか。そしてその会社は、自分が設立し育てた会社なのである。彼が成功の秘訣を説いたとしても、誰からも指弾を受ける心配はなかったのである。

Applejobs35years



※2005年がどんな時期だったか、図に示してみた

※図のカーブは売上額でも時価総額の値でもない。たんなるイメージ、占いで言う「運気」のカーブみたいなものと考えてください

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2015年2月14日 (土)

■MacBook Air + L-02C + Biglobe SIM

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新しく参加したMacBook Airの役割は、「どこでもテキスト入力」なのだが、かといってネット接続も必須だろう。それで、iPad miniに入れていたBiglobeのSIMをこちらで使ってみることにした。MacBook AirにはSIMを入れる場所は用意されていないので、まずはナニガシかの機器が必要となる。充電が必要な無線ルータータイプは、あまり好きではないし、それならiPhoneのデザリングで良いわけなので、USB接続できるタイプを探してみる。もちろん、このSIMが使えるのはDocomo製品である。ヤフオクなどで流通量が多いのは、L-03Dと先代のL-02Cの2種類で、出品数が多く値段も安いL-02Cがデザイン的にも好みなので適当なものを落札してみた。
私のSIMはnanoSIMなので、手持ちの下駄を履かせてL-02Cに入れる。ちょっとキツメにできているようで、注意しないとSIMがずれてしまう。
でもって、ネットなどの説明にしたがってインストールの操作をしてみる。そのまま自動的につながると、(何故か)思っていたのに繋がらないので少し機嫌が悪くなる。もちろん、そんなことがあるはずはないのだ。L-02Cはドコモのネットワークに繋がるようになっている。Biglobe SIMの場合、電波を捉える基地局はドコモのものを使うわけだが、接続先(APN)はBiglobeのものを指定する必要がある。接続ソフトの中には、あらかじめ接続先が登録されているが、これはもちろんドコモのAPN(mopera)なのである。
念の為に書いておくと、私の場合は以下の設定でつながるようになった。「L-02C接続ソフト」の「プロファイル設定」で表示される「ユーザー名」には、Biglobeから通知された「接続ID」を、「パスワード」には「接続パスワード」を入力する。その後、「設定」ボタンを押すと記憶される。これはL-02C内に記録されるようで、べつなパソコンに接続しても再入力の必要はない。(ちなみにL-02C内のソフトのアップデートはWindows機でないとできない。これはコマリマス。それで私は最初Windowsノートでテストしていた)
画像のダウンロードなどが大量に入ると、遅いかなと思うこともあるが、おおむね快適にWebサイトを表示できる。原稿作成時のちょっとした検索には、十分な能力であるといえる。電力はたいして消費しないと思うけど、USBポートが1つ潰れるのが痛い。新しいMacBook Airは新型のUSB端子になるらしいので、この種の機材はダイレクトには接続できなくなるだろう。内部にSIMが入れられるといいのだけど、Apple SIMの件もあるから期待薄である。

L02cset2

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2015年1月19日 (月)

■11インチのMacBook Airをゲット

外出時にも長文入力に耐えるデバイスがほしい。
所持しているMacBook Pro Retina 15インチとiPad mini Retina(with clamcase)の間を埋めるデバイスを考えていた。これはMacBook AirかiPad Air 2なので、ふつーなら、出たばかりの製品のほうを選ぶべきだと思う。けれどiPadで長文入力はチョット……な感じになっているので、消去法でMacBook Airなわけである。ところが、こちらはずいぶんモデルチェンジをしていない。ずっと新型が出ると言われ続けてきたのだけど、一向に出ないのである。2014年の年末にも発売されるかも?という情報があったのだが、やはり出なかった。年末にずいぶんTVスポットを見かけたので、在庫一掃のためかなと期待していたのだが、Surfaceに対抗するためだったようだ。それで新型を待ちきれず、中古の11インチのMacBook Airをゲットすることにした。
本当は、いっそのことストラトのRelic仕様みたいに、ぼろぼろな使い倒した外観のものなんか格好いい、と思っていたのだけど、いざ入手するとなるとアルミボディのギザギザはちょっとキケンな気もしてくるし、あまりスペックの低いのもどーかなー、などと考えてしまって、結局中途半端な2011年のi7搭載モデルとなった。モデル末期だというのに人気が高くあまりお買い得な感じではない。メモリ/SSDは標準の4G/128である。ま、新型登場までの間に合わせのつもりなので、たぶんこれで十分なのだろう。キー入力がスムーズで、母艦と同期できれば、たいした性能は必要ない。使っていない白いMacbookに入っているWindows 7を移植しておくと便利だのだけど、SSDは128Gしかないし、なんだか、最近そーゆーことが、とても面倒なのだ(笑)。WIndowsはOSの認証が面倒で、それだけでもナントカして使いたくない(笑)。7はサポートが終了したので山のようなアップデート情報がないと思うと、いくぶん使いやすい気はするのだけど……。
MacBook Airは、実際に使ってみると、以外にフツーなパソコンだった。発売時はノースピンドルのクラムシェルということで、使用方法が面倒くさいのではないかと想像していたが、より面倒くさいタブレット(笑)を使った後では、全然フツーに感じるのだ。キーボードはテンキーはないものの、たぶん標準キーボードと同程度のキー間隔なので、小型のモバイルデバイスにありがちな、キーボードへの慣熟期間というのは必要ない。私の好みは標準よりも少しだけ小型のキーサイズなので、そういう意味では少し間隔は広すぎるくらいだ。新型のMacBook Airはキーの間隔が少し狭くなるというリーク情報もあるのだが、それならむしろ好都合と期待している。
最新の情報によれば、新型MacBook Airは、2月末の株主総会直前に発表されるのではないかということだから、それが本当なら3月中にはお目にかかれるのだろうか。以前のエントリーで想像したように、これだけ待たせたのだから、予想を裏切るもっとドラスティックな進化を遂げて欲しいし、そういう予感はある。そうだとすると、(急いで飛びつく必要がなくなったので)様子を見ながら、しばらくボロな11インチモデルを使うことになるかもしれない。

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※むりやり埋めたミッシングリンク(笑)

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