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2012年3月28日 (水)

■アップルが補聴器を再発明!?

残念ながら、このような事実はまだない(笑)。けれど、アップル製補聴器は、実現不可能というわけでもないと思う。補聴器に使われる、イヤーフォン、マイク、などのパーツはiPhoneなどで使っているし、音声を拡大する部分のデジタル技術はお手の物だろう。Bluetoothに関する技術も大分蓄積されているはずだ。ついでに、ノイズキャンセリングも組み込んでほしい。

だいたい、家庭内の老人問題の大部分は、声が聞こえていないことに起因する。人は、目が見えないときは自分のせいだとわかるが、耳が聞こえないときは他人のせいにしたがるものらしいのだ。聞こえないし、疑り深くなってるし、頭は悪くなってるし、etc.……ということで、コミュニケーションがブレークダウンするわけである。

そこで、必要な音を拡大して聞かせるだけではなく、文字にしてiPadにでも大きく表示してくれると、老人とのコミュニケーションはかなり円滑になると思うのだ。これは、Siriで音声認識して文字表示することが、すでに日本語で可能になっている。我が家のご老人たちは、いまや字幕(地デジなどで表示される)をたよりにTV視聴を行っているのが実態なのである。Siriがさらに高精度になって、周囲のサウンドを解析して人の声だけすべて文字にしてくれるようになれば素晴らしいと思うが、しばらくは音声も必要になることだろう。アップル社は、これができるだけの技術をすでに持っているのである。

iPhone 4sのマイクやスピーカーを使ってみると、思いのほか上品で“使える”音であるのに驚く。妙な製品を追加するくらいなら、内蔵マイクやスピーカーを使ったほうが結果が良いのでは、と思うくらいだ(もちろん、多めのエクストラコストを覚悟すれば、さらに良い社外品もたくさんある)。パーツのレベルが勝手に向上しているという背景もあると思うが、たぶん、アップル社には耳の良い技術者が入ったに違いない。

そんなわけで、アップル社には教育問題を早めに片付け、老人問題に取り組んでほしいと思う今日この頃なのである。あと何年かすれば、いまiPadを使っている年齢層の上のほうは、補聴器が必要になるだろう。あなたがそうなったら、ジョナサン・アイブ=デザインのアップル製補聴器、欲しくありませんか?

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