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2012年7月13日 (金)

■Mac ProでWindows用ビデオカードが動く、という話

Hd5770_refx2少し前に「Windows用のビデオカードのあるものは、そのまま動く」と書いた。そして「ダメもとでテストしてみる価値はあるかも」とも書いた。それで、やはりテストしてみなくてはと思い、2枚のビデオカードを入手した。どちらも、SAPPHIRE社のATIチップを使った製品で、「HD5770 DUAL DVI-I/HDMI/DP (Channel Version)」と「RADEON HD5870 / 1G/GDDR5 」である。つまり、アップル社のオプションにある、5770と5870のWIN版で、リファレンスデザインに近いと思われる製品だ。5770は電源ケーブルが1本、5870は2本必要になる。

結論から言うと、大筋で使用可能である。起動してからは何もWIN版であることを意識する部分はない。ただ、システムレポートを表示させると、ビデオカードの製品名が「ATI Radeon HD 5000」と表示されるけど。HDMI端子にもちゃんと出力される。ただし、5870カードの方はDVI出力(2)との排他的利用となるらしく、HDMIに接続するとDVI(2)から自動的に切り替わってしまう。5770のほうはそういうことが起きた記憶がないので、DVI×2+HDMIの3画面出力になっていたと思う(あまり確かではない)。
<上:リファレンスボード、下:SAPPHIRE HD5770 空気抵抗の少なそうなフォーミュラ型(笑)>

Hd5870_3最大の問題は、起動時である。リンゴマークとクルクルサークル(笑)は表示されない。いきなり、グレースクリーン〜デスクトップである。だから、Optionキーを押してブートドライブを選択することはできないし、前回終了時に異常があった場合に表示されるダイアログなどに対応することもできない。これはちょっと問題だ。Boot CampでWindowsなどを使いたい場合は、そちらを起動ドライブとして設定しておいて、OS Xから起動したい場合に「X」キーを押すという手はあるわけだが……。

これは、起動時の動作を決めるソフトウェアが、Macの場合EFIという仕組みを採用しているかららしい。Windows機は昔ながらのbiosという仕組みを搭載している。これが少し時代遅れになったので、Intel陣営が新しくEFIという仕組みを提案したのに、Windows機には搭載されずに、MacProが先に採用してしまった。それで、動作に違いができてしまった、ということだ。これに対応するボード上のFirmware(柔らかいSoftウェアがROM内で固まっているのでこう呼ばれる)があり、サイズもそれほど違わないので、biosバージョンをEFI対応に書き換えることは可能らしい。つまり、アップル社のカードに入っているようなEFI対応部分(や製品名)を付け加えると、同じように動く……。ここが少しグレーゾーンなところである。
<上:HD5870カードの下にはHDCPシールが 下:怖いオネーさんのシールを外せばアップルのオプションと形状は同じだ(出力端子の構成は異なる)>

私としては、Blu-rayビデオや地デジの視聴にWindows版にあるHDMI端子が有効なのではないかと考えていたのだが、Boot Campからなら動くということならハードウェア的には対応していることになるわけだ(DVI端子で問題ない)。つまり、動かないのは「OS Xに対応する気がない」というこことに尽きる。それで、実験はここで中断することにした。機会があれば、「やっぱりダメでした」というレポートができるかもしれない。
<現在はオリジナルの2600との2本刺しとなっている>
Hd5000


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