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2014年12月16日 (火)

■『スティーブ・ジョブズ1995ロストインタビュー』に学ぶ未来のつくり方

というタイトルの本を書きたいなと思っている。大学の講座でもいいかな。どこか出版してくれる版元はないでしょうか?

*** はじめに ***

1995年は、ジョブズにとってどんな年だっただろうか。彼は、10年前にApple社を追い出されてから2つの会社を経営していた。しかし一方のNeXT社は、すでにハードウェア事業を精算し、ソフトウェア事業に専念していたが、業績は思わしくなかった。もう一方のPixar社も、この年の11月に『Toy Story』を公開して窮地を脱するのだが、このインタビューは夏に収録されたのだから、ハードウェアの販売を撤退し、動画制作に試行錯誤していた時期で、一般的に言えば彼は「まだ失意のどん底にいた」ことになる。

そんなときにTV番組用に収録された貴重なロングインタビューの映像が、ジョブズが亡くなって間もなく発見される。窮地に陥った落ちた偶像のはずなのに、ジョブズの言葉はこれから生きていく者(少し大げさに「未来を創造しようとする者」と言い換えてもいいのだろう)にとって示唆に満ちていて驚かされる。(本書はこのインタビューをベースに、「ジョブズ流未来のつくり方」を読み解いていく)

―――――

スティーブ・ジョブズについての多くの書籍はそのプレゼン力に関するものだ。彼の類まれなプレゼン力を身につけて自らのビジネスに活かそうというのだろう。それはそれで結構な趣旨で、私が文句をいう筋合いのものではない。けれども、私がスティーブ・ジョブズから学ぶべきだと思う.のは、もう少し本質的なものである。たとえば、彼の高いプレゼン力がどこから来るのか? そちらを学んだほうが近道ではないかと思うのである。

ジョブズの有名な逸話に、ペプシコの社長だったスカリーをリクルートに出かけた時のエピソードがある。

「一生砂糖水を売り続けるつもりか? それとも世界を変えるチャンスに賭けてみるか?」

と尋ねたというアレだ。一般的には、「誰もが無理だといったのを、うまいこと言って引き抜いたつもりだったけど、結局その当人に会社を追われることになった、歴史は皮肉ですね」という評価だと思う。うまくやったつもりが、結果的には大失敗だった、というわけだ。

けれど、後年ジョブズはこう語っている。

「アップル社をクビになったことは、人生最良の出来事だった」

もちろん、これは負け惜しみではなく、アップル社に復帰してからの活躍は、その前の期間がなければ、まったく不可能だったと思われるし、ジョブズ本人もそのことを理解していたから出た言葉だと思う。そうだとするなら、スカリーのスカウトは、一般的な評価とは異なり大正解だったと言えるのではないか? ではどうして、ジョブズは自分を追い出すことになるスカリーを招くことにしたのだろう?

<この続きは、本ができたら読んでください……ね(笑)>

※『スティーブ・ジョブズ1995ロストインタビュー』はDVDかブルーレイで発売されています。また、書籍として講談社から発売中です。

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