It's cloudy today

2012年11月28日 (水)

■003 MUSEのスライドショーを既存サイトに貼付

「InDesign的操作でWebデザインが完成」と謳うMUSEだが、文字と画像の配置以外には、それほどビックリするような機能が組み込まれているわけではない。唯一、ちょっと羨ましいのがスライドショーの機能だ。FLASHでこれをつくるのは簡単だし、私もFLASHを利用したサイトを作成している。だが、FLASHはiOSデバイスで表示できないので、今後はあまり使いたくない。それで、MUSEがサポートするスライドショーを「HTML書出し」して既存のサイトに貼り込めないか、と考えたのである。
スライドショーやマウスオーバーを手打ちのHTMLで処理するのは、とても面倒なのである。
もちろん、全面的に既存のサイトデータを読み込んで、スライドショーを追加することも考えたのだが、MUSEではHTMLの読み込みがサポートされていない。私の手打ちで作成したサイトのデータを(Dreamweaverは見事に読み込んだのだが)MUSEはそのまま読み込むことができないのだ。そこで、「HTML書出し」の機能を使うことにしたのである。
ちなみに、MUSEのような高度な制作ツールを使って作成したものをHTML書き出しすると、相当冗長なコードが吐き出されることが予想される。また、貼り込まれることを想定したコードなら良いけど、そうでないと組み込んだ途端に、表示がぐちゃぐちゃになる可能性がある……。
……ということは予め想定されたのだが、一応試験的に3枚の写真で制作してみることにした。結論から言うと、MUSEのスライドショーは、HTML+CSS+JavaScriptで構成されていて、既存のサイトに貼り込むことは可能だ。

<貼り込む手順>

Muse_ss01

①MUSEでスライドショーを作成する。元画像はサイズに関してはケアする必要がない。サムネールもスライド用画像もMUSEが適当に作成するからだ。補正が必要なら、予めしておこう。
②HTML書き出しする。MacOS X だと、「書類」の下の「MuseExport」というフォルダに入る。
③保存されるフォルダとファイルの説明
 cssフォルダ……index.css、site_global.css →あとで修正が必要
 scriptsフォルダ……いっぱい入っている
 imagesフォルダ……サムネールとスライド用画像
 index.html……メインのHTML →あとで修正が必要
 muse_manifest.xml
 sitemap.xml
④適用したいサイトに上記のデータを追加する
メインのHTML以外は、まずはそのままコピーする。HTMLの頭の宣言部分などは、必要な部分だけ組み込みたいHTMLソースの宣言部分に追加する。その後、BODY部分をそっくり組み込みたいHTMLソースの組み込みたい部分にペーストする。
⑤とりあえず表示してみる
やはり表示がぐちゃぐちゃになった。だが、位置はともかくスライドショーは動いている。それで、少し調整を行うことにした。(tableの一部に読み込んだのでうまく行ってない部分と、表示関係の設定がリセットされている様子)

Muse_ss02

⑥CSSの調整
index.cssは、このスライドショーに固有の設定。site_global.cssは、表示関係などに必要な全体的な初期設定。……と思われた。なので、site_global.cssは組み込まなくても良いような気がしたのだけど、残念ながら組み込まないとスライドの表示が一瞬下にずれてしまう。それで、表示に使うパラメータを初期化していると思われる部分を取り除いて別ファイルを作成し、組み込むことにした。
⑦index.cssを変更
最初(#page……スライドショー全体のサイズや背景色など)と最後(body……これだと上部にスキマができちゃうので、10→0pxに)の部分を、ちょっと修正。(図参照)
⑧これで完成

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■002 CS6にマニュアルがない件

どーもAdobeの製品説明は、どれもわかりにくいですね。宣伝・広告なのに、読んで何するものかわからないようじゃ、ダメじゃないんですかね? ゾウのおしりをなでているような。ゾウは鼻が長いのが特徴なんですから(これもわかりにくい?)。製品を理解してコピーを書いているとは思えない……。Adobeジャパンには、製品のことを理解している社員がいないのですかね?

それはさておき(たぶん関連していると思うけど)、Adobe社は製品の説明書はつくらないことにしたのでしょうか? パッケージ版を購入した人には、マニュアルがついているのでしょうか? Creative Cloudに登録したメンバーは、当然PDFダウンロード(HELP)となるわけだが、いまだに日本語版がない。英文の説明書もそれほどコナレタものとは言い難いが、少なくとも翻訳してローカライズした部分を追加・修正したものを早急に出すべきだろう。
まともな説明書がないことでは、Apple社のソフトウェア製品も似たようなものだが、価格が1桁違うAdobe社の製品では事情が違うと申し上げたい。
手がかりを求めてAdobeの日本語サイトをたどっていると、いつのまにか英文サイトに……。せめてWeb上に手がかりでも残していただければまだ使いようもあるけど、Adobeはビデオマニュアルのようなものにご執心なのだ。エントリークラスのガイドは、だいたいオンライン動画(Adobe TV)だけど、これがあまり役に立たない。やはりビデオでは検索性が、悪い〜というかゼロに等しい。自分のかかえた問題が、このビデオを見れば解決されるのか、全然わからず何分かひたすらナガメなくてはならないのか? そもそも、内容的に入門編ばかりで、実務で役立つとは思えないけど。本国で作ったんで、ノセトキマシタ的なノリなんでしょうね。
あれこれ考えてみるに、日本法人のパフォーマンスが圧倒的に追いついてない、ということなのだろう。人手不足? 資金不足?

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2012年11月23日 (金)

■001 Adobe Creative Cloud どうなってるの?

Adobe_cc1

クラウド関係のことをまとめておこうと思ったのだけど、初っ端からこれだ。Adobeが期間限定だけど料金値下げのキャンペーン。こういうのは果たしてユーザー獲得のキッカケになるのだろうか? たしかに、このサービスは初期投資がかからないことで選ぶ人が多いのだろうから、料金は安い方がいいのだろう。しかし、すでに登録したユーザーはどうなるのだろう? 相当な逆効果じゃない? このサービスが始まった時に感じた、「アドビは大丈夫なのか?」という疑問をより一層強いものにする以外、このキャンペーンの効果はないように思えるのだが…。これは「既存ユーザーのことは考えなくて良い」つまり「あまりユーザーがいない」ということなのかと、勘繰りたくなってしまう。

ついでに、このサービスに苦言を呈しておくと、複数のアプリケーションを扱っているのに、その管理が全然ダメなのである。どのアプリをダウンロードするかなどは、Adobe Application Managerというソフトがあるのだが、これがマネージャーとは名ばかりで、アプリのバージョンをキチンと管理できないばかりか、削除すらできない。例えば、あたらしく開発されたMUSEをこのソフトでダウンロードすると、旧バージョンがインストールされてしまう。使おうとすると、新しいバージョンがある旨が表示されるが、そのダイアログをたどっていっても、ダウンロード〜インストールができないのである。
結局、ユーザーは手動でダウンロードしたばかりのアプリを削除し、無料のお試しアプリとして公開されているサイトからダウンロードしなくてはならないのである。登録ユーザーなんですけど? Adobeのコメントは、「ここから、問題なくダウンロード、インストールしていただけます」というのだが、これはホントウに問題ないんでしょうか? もう、一ヶ月以上経っているんですけどね。
Edge Animateもお試しバージョンが入っているとインストール出来ない。ま、削除についてはいろいろ事情はあるでしょうけど、これだったら全部ユーザー任せにしたほうが良いくらいの出来である。

おまけに、リリースされてから随分経つのに、いまだに日本語のマニュアルがない。……ということは、どのように動作するかの明確な保証がない、ということだろう。だって、「このように使えます」とメーカーが言ってないわけだから。
あ、それで値下げに踏み切ったのかな(と好意的に解釈)。もちろん、期間限定で初年度のみの価格ではありますけどね。大丈夫なんですかね、アドビは。こういうバタバタは急成長している小さな会社には有り勝ちだけど、いやしくも世界第二位のソフト会社の仕業ではないですね。

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